インジェクション車のチューニングパーツのアレコレ
パーツ 利点 不具合・その他・見解 リスクとリターン
★ビックスロットル パワーアップ マズ始めに、私どもの見解では
排気効率の向上が無ければ
スロットルを拡大する意味は無いと思います
排気効率がノーマルより上がれば
生きてくるパーツです
ノーマルシステムでは逆に吸気よりも
排気が劣っていると思われ
どちらかを変更した場合の変化具合では
排気効率の改善をした場合の
変化の方が大きいでしょう
エキゾーストマニホールドを交換した後の
スロットル変更が効果的でしょう
スロットル径を拡大する事により、
スロットル開け始めの吸入量変化が大きく
扱い難さやエンジンの反応遅れによる
失速・バックファイヤー(逆火)等が
起こる可能性有り、又
全開付近の開口面積は当然増えますが
ノーマルポテンシャルでは流速が落ちる為に
全開時の気化性能の低下や失速などの
デメリットが考えられます
@エキゾーストマニホールド
 等が ノーマルの場合

・リスク    ★
・リターン   ★

Aエキゾーストマニホールド
 交換済みの場合

・リスク    低
・リターン   ★★

Bシリンダーヘッドの
 チューニング+Aの場合

・リスク    低
・リターン   ★★★

※エアークリーナーは
 高性能な物に

★燃圧変更
(フューエルレギュレーター)

理屈上、燃圧による燃料噴射量が変化しそうですが
実際には、メインマップはO2センサーにより
フィードバック
&学習してしまい
空燃費そのものは変化しないはずです

又、補正係数に関しましても
メインマップに掛けていますので

加速補正時の空燃費変化も望めないでしょう
(補正はメインマップに掛けていますので、
メインマップの学習が進むまでの間は効果有り・・・)

しかし、アクセル回度変化による
非同期噴射だけは噴射量に

変化が見られる可能性は有ります
あとは、噴射時間に変化が当然出てきますので
エンジンをフルチューンなどして
燃料が足りない領域

(インジェクター開弁率100%〜)
が出る様であれば

有効な手段かもしれません、
・・が、そこまでチューンすれば他の部分で
不具合が出る
と思います
???
★ハイリフト
 ロッカーアーム
吸排気効率が上がり
簡単にパワーが出ます
フリクションの増加
それに伴う各部品破損の可能性
(カムの磨耗、バルブトップの磨耗
リフターの破損
バルブスプリングの破損
・タイミングチェーンの負担増加など)

※ポン付けは危険
ヘッドボルト(ナット)を4本外す為
ヘッドとヘッドガスケットの密着不良が出る可能性大
ヘッドガスケットを交換する作業と併用が望ましい
・リスク   ★〜★★★
・リターン  ★★★
★エアークリーナー
 (高効率タイプ)
吸気効率アップ
レスポンスアップ
パワーアップ
吸気音のアップ
吸気音のアップ
吸気温度の上昇
物によってはパワーダウン
・リスク   低
・リターン  ★〜★★
★エキゾースト
 マニホールド

 (タコ足)
排気効率アップ
レスポンスアップ大
パワーアップ大
軽量化
最低地上高のアップ
物によっては、パワーダウン
物によっては(フレキシブルパイプの無い物)
エキゾーストパーツの破損
物によっては最低地上高のダウン
・リスク   低〜★
・リターン  ★★★
★ダウンパイプ 最低地上高のアップ 物によっては(フレキシブルパイプの無い物)
エキゾーストパーツの破損
交換時、純正エキマニのスタッドボルトが
折れる事が有り

エキマニを外す工賃が発生する事がある
・リスク   低
・リターン  〜★
★マフラー
 (触媒後)
排気効率アップ
レスポンスアップ
パワーアップ
物によっては、パワーダウン
物によっては最低地上高のダウン
・リスク   低
・リターン  ★
★カムシャフト プロフィール
&物によっては

パワーアップ
プロフィール&物によっては
 ・空燃費が定まらない
 ・オープンループになる可能性あり
 ・カム、リフターの消耗が多い
・リスク    低〜★★★
・リターン   〜★★
★サブコン サブコンのすべてを知っている訳では
有りませんので
勝手な事を言えませんが、
ほとんどが、フィードバックへの対策が出来てなく
強制的にオープンループにしてしまうような事を
すれば
空燃費を変更する事は可能でしょうが、
フェイルセーフやバックアップを制御できなくては
不具合の出る事は必然と思われます
サブコンを使うにあたってMEMSの
O2センサーによるフィードバックに関する

システムを解析し、対応しているサブコンは
今現在、存在するのか不明です
???
プラグコード 点火エネルギーの
 ロスを軽減

パワーアップ
点火ノイズ(リーク)
 の減少

コンピューターの保護
見た目アップ
物によっては左記の反対 ・リスク   低〜★
・リターン  ★
★点火コントローラー
 (iconraceなど)
確実に点火時期が
変更出来る物なら

試す価値あり

直接変化が
見られる筈ですから

そのうち
テストすると思います
MEMSの制御自体が理論空燃費を目標に
している為
ノッキングが出やすく、
空燃費値を変更できない限り

あまり極端な変更は出来ないでしょう

点火時期がいじれれば、
エンジンも壊す事が出来ます
・リスク   低〜★★★
・リターン  ★〜★★
★アーシング 電装品の性能アップ
電装系トラブルの減少
パワーアップも体感
 できる事がある
重量アップ ・リスク   〜低
・リターン  ★〜★★
★チューニングヘッド パワーアップ 大
耐久性アップ
物によっては左記の反対
補記類を含めたトータルバランスが大事
・リスク   低〜★★
リターン   ★★★
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2004/7/7