このページは当店の勝手な考えではありますが
巷の常識やうわさで、これはチョット・・と言うものに一言
又、けして他店の批判やウンチクを披露する為ではなく
ミニを愛するオーナー様のアドバイスに成ればと立ち上げました

ご自分の車に当てはまる部分があり
ご気分が悪くなりそうな方は読まないで下さい
ただし、たとえそうだとしても遅くは有りません
適切な処置、対応をしてあげて下さい
MEMSを把握してほしい〜
(MEMS=Modular Engine Management System)
MEMSを把握してほしい〜
フィードバックを見方に付けたチューニングをしよう
一般的なフィードバックフィールドについて
フィードバックとは、O2センサーが読み取った電圧により
現在運転中のエンジンの空燃費(ガソリンと空気の)を監視し
常に理論空燃費(約14.7:1と言われ、完全燃焼&キャタライザーによる排ガス面で優れる値)
に成る様、補正する事を言い、
最終的にこの値を極力小さくする為に、フィードバックした値を元に
マップを書き換えて行く事を学習と言います
下記の領域ではフィードバックはされません
・O2センサーが冷えている時
・水温が低い時(5・60℃以下)
・始動後増量補正中
加減速補正、出力増量補正中
・燃料カット中
※これらの状態の事をオープンループと言う

マップの学習の行なわれるフィールドについて
・フィードバックが行なわれている事(上記)
・水温が7・80度以上の時
・吸気温が7・80度以下の時
等でマズ間違いないと思われます
※これらの様にO2センサーからフィードバックを行なっている状態を
クローズドループと言う


学習が行なわれるパラメーターは
アイドル補正の一部とメインマップ(噴射)に限られ
各補正係数についてはメーカー出荷時のままと言うのが
正しいと思われます

ココまでを理解していただければ
コンピューター車に弱い方でもキャブ車を理解しているならば
大体掴めて来た筈です (以下、解かり易いようにキャブ的表現を加えて説明します)
そう、アイドルジェットとメインジェットを自動調整してくれるんです
ちょい薄めでは有りますが、しかしパワー欲しいなーって時は
ちゃんと、濃い目(パワー空燃費)になるようにしてくれます・・が
その空燃費を補正係数(非学習)で出しているので、改造度合いによっては
この補正係数を掛けてもパワー空燃費とかけ離れてしまう事が
有るでしょう
(限界は有りますが簡単に言うとこんなとこか)
これで今後有効なチューニングと言う物が大体見えてきますね

今後、我々(ショップ)が行なわなければいけない事
・どこまでが、固定補正範囲内で
カバー出来るか見極め、ノウハウを得て
ユーザーにフィードバックする事。に尽きると思います

例えばポンプジェットを大まかに言うと出力増量補正や非同期噴射係数
等で例えられ、メインジェットに対するポンプジェットの比例率が
決まったままで、スロットルボディーを大径化した時に
実際、どのような空燃費を示すかなどにより
拡大可能なスロットル径を見出すなど
(現実にはそれだけでは無く、排気がノーマルかなどにより
ある開度から排気抵抗が増し充填効率が極端に落ち
失速するなど、トータルバランスの見極めなく
ビックスロットルは良いとか悪いなど、
ミニオーナー間(又はショップで)で定説と成ったりしているようです)
まず壊れない車作りからが大切
基本的な事こそが大事、派手なチューニングに行く前にチェック!
ココではエンジン回り、特にインジェクション関係がメインです
★ オイルの管理→特別なパーツは必要有りません
   質・量の定期的なチェックを、もし外部への洩れが少ないのに
   エンジンオイルが結構減るなどが有れば
   そろそろヘッドのオーバーホールが必要かも知れません
   放って置くと、エンジン出力の低下だけでなく
   バルブの損傷やO2センサーの破損の原因になります
   専門店へ相談しましょう・・と言うよりブロスガレージへ!
★ 水温の管理→残念ながら特別なパーツが必要
   絶対お奨め、当パーツカタログのSTC(スーパーテンプコントロール)
   これさえ有ればミニオーナーも我々も心配事はかなり減ります
   詳しくはココをクリック
★ コンピューターを守る
  ・プラグコードは対リーク性の高い物を選ぶ
   長さも適切な物を選ぶ (ECUに近づかない様に)
   ポット出のアイデア先行品に飛びつかないなど
  ・プラグは抵抗付きを使う (別にパワーは落ちません)
★ 純正バキュームホースはマメなチェック、交換が必須
   出来れば、高耐久な国産品が◎
   もし、切れてから交換するなら、ECUチェッカーにてチェックする事
★ ステディーロッドブッシュを高品質な物へ
   1.3iのエンジン⇔ボディー間は狭く、配線・配管等が入り乱れており
   エンジンの振れが大きいと、配線の破損、配管の亀裂等が
   起こります、気になる方は専門店(ブロスガレージ)へ
 
リスクの無いチューニングを考えよう
資料
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2004/7/7